富岡第一小学校・富岡第二小学校、富岡第一中学校・富岡第二中学校、富岡幼稚園にお伺いして参りました。
本日、富岡町教育委員会様よりご紹介を頂き、富岡第一小学校・富岡第二小学校、富岡第一中学校・富岡第二中学校、富岡幼稚園にお伺いして参りました。
最寄駅は、JR磐越東線要田駅で無人駅でした。タクシ-をお呼びして学校にお伺いさせて頂きました。タクシ-の運転手さんも、複数町村の仮設学校が有る為、出足違う学校に向かってしまいお約束の時間を少し過ぎてしまい、お忙しい先生方をお待たせしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
校舎は、曙ブレ-キさんの廃棄工場を仮設校舎としてご利用されており、1階に幼稚園、小学校2校が、2階に中学校2校が同居をされておりました。
生徒さん一人ひとりが元気よく挨拶をして下さいました。荷物を床においていたら、「汚れますから」と優しく持って頂き、大人でも気づかない心遣いに本当に感銘致しました。本当に有難うございました。日頃の先生方のご指導の賜物と存じます。素晴らしいです。
富岡第一小学校新井川美千枝先生、富岡第二小学校伏見伸一郎先生、富岡第一中学校吉田隆見先生、富岡第二中学校山田克行先生とお会いさせて頂きました。特に、伏見校長先生には1時間近くお時間を頂きいろいろとお話をお聞かせ頂きました。お忙しいところ、ご無理を申しまして誠に申し訳ございませんでした。また、快くお迎えを頂き誠に有難うございました。校長先生をはじめ先生方のご苦労に、本当に頭が下がりました。また、生徒さんたちの苦悩が痛いほどよくわかりました。ご無理を申し上げてお伺いをしてしまいました自分をとても恥ずかしく思いました。改めましてお詫び申し上げます。一番恥じたことは、あまりにも無知であったことです。おそらく私だけではなく、多くの方々が、現地の方々のご苦労を知らな過ぎると思います。ご苦労されている情報が、あまりにも少な過ぎると痛感致しました。東日本大震災の被害は、過去のことではなく、現在も続いていることをもっと認識をしなければならないと思います。方法が必ずしも正しいかはわかりませんが、当協会にて計画を致しております3月7日三春町にて開催致します国際交流会は、海外の方々に現地を見て頂くこと、現状を知って頂くこと、東日本大震災を風化させない意味では間違っていないものと感じました。当日のご参加宜しくお願い申し上げます。
ご対応頂きました校長先生、諸先生方、生徒の皆さん本当にお世話になりました。誠に有難うございました。
3月7日の国際交流会、お一人でも多くのご参加をお待ち申し上げております。何卒宜しくお願い申し上げます。
帰路、電車で行ける限界の竜田駅(富岡駅の一つ手前)まで行って参りました。
終着駅竜田駅に一駅近づく毎に人の気配がなくなり、電車に乗っている人もいなくなり緊張感が高まりました。東日本大震災から4年もたった今日、未だに現地の緊張感は変わっていないこと、当たり前の生活が出来ない現状を目の当たりにして、改めて心を痛めました。また、自分の無力を痛感致しました。一人では何も出来ませんが、皆さんの関心が薄れていくことが一番の問題と考えます。小さい力を集めて、何か行動に移して参りたいと存じます。皆様のご協力をお願い申し上げます。
平成27年2月17日
特定非営利活動法人留学協会
理事長 津吹 一晴